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photoファンシーエッグ第一人者として・・・

太古の昔から、神々の祭典に 「たまご」 は、「火」 と共に重要な役割りを果たしてきたと、 歴史は物語っております。そのため、「たまご」 には、神々の特別の恩寵と、祝福があるとも、信じられてきました。エッグアートの歴史は、大変に古く、紀元前、古代エジプトにまで、さかのぼるといわれておりますが、エッグアート発生の、源は、ひとえに、人々の 「たまご」 への素朴な信仰心と、「たまご」 の持つ、吉祥を、よろこぶ心から発していたと推定されます。

エッグアートが絢爛豪華に隆盛をきわめたのは、中世ヨーロッパの時代で、殊に上流階級、王侯貴族の間に流行しました。人々は、たまごに、貴金属、宝石類を、惜しみなくほどこして、自分自身のマスコットとして、大切に愛蔵しました。また、祝福の最高の贈物として、親しい人々の間で、とり交し、時には、コレクションを披露し合って楽しんだといいます。

世紀は移って、エッグアートはやがて、アメリカへ渡り、古き良き伝統を踏襲しつつも、現代にマッチする大きな変貌を遂げました。 今、私達がエッグアートと呼んで いるものは、種々の主に鳥類のたまごの殻に、製図、カットをほどこし、ペイントをはじめ、あらゆる素材 (ブレードジュエリーストーン、パール、ビーズ、金具、布、金箔、その他) の装飾を、あしらって作品に仕上げます。作品の種類も、馬車、宝石箱、バスケット、ランプ、リングケース、時計、オルゴール、アクセサリー等々多岐にわたり、その数は、今後も創意工夫次第で増えつづけてゆくことと思われます。アメリカの一流エッグアーチスト達は、その作風や個性に於て、他とはっきり一線を隔し、自信を以て、独自の作品を生み出しております。

ファンシーエッグアートもまた、私、「わたべ和美」 独自の世界です。ファンシーエッグを日本にご紹介し、広めたいと、ねがう私の夢は、ファンシーエッグを愛し、その真価を認めて下さる沢山の方々に支えていただいて、しっかりと日本に根づきました。この幸せに心から感謝しつつ、皆様のご期待にそむかないよう、今後とも、私独自のエッグアートをきわめてゆかねばならないと、心に期しております。美しいものを愛し、美しいものを見ることも、作ることも大好きという、心優しき方々にご覧いただけたら幸せです。
わたべ 和美
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